おばはん in ストックホルム
5月の第4週に家族でストックホルムに行って来ました。
母80歳、姉55歳、あたし52歳の三婆旅行です。
おばはんはストックホルムが好きで4回目なので、今回は添乗員さんです。
前回2,3年前にいったときはフィンエアーのあまりのボロッチさに、二度と乗らんぞ、と決心したのですが、関空からストックホルムまでの直行便はなく、(前はSASがあったのに、撤退しちゃったのよねぇ。)またもやフィンエアーで、ヘルシンキ乗継です。
ところがおお~っ!フィンエアー、最新機種だ!どこも新しくて気持ちいい。座席の前にこんなハンガーかけまでついてます。でも、エコノミーは狭いからどうせ使わへんけどね。
映画も本数が多くてとても見切れません。ここのところチェスにハマってるので、ずーっとチェスしてました。
ちょっとしたハプニングがありました。
ヘルシンキのバンター空港では、乗継に1時間以上あったので、楽勝、と思っていたら、一度に飛行機が3機着いたそうで、入管がものすごい込みよう。
おまけに、あたし達の並んだブースのPCが不調だそうで、前へ進みません!
こういう日本人旅行者の多い空港にはたいてい、日本人の係員がいるので、その人に、「もうボーディング始まってるんですけど、大丈夫でしょうか?」と相談すると、「これはきびしいですね。普通に歩いて15分かかるので、入管出たら走って下さい!」とのこと。
あのね、母は80歳なんです。おまけにおばはんは相撲部屋からスカウトがきそうな体形なんです。走れません!
でも乗り遅れるわけにはいかない!「お母さん!走るで!」と母の手をひいて、走った走った。
それにしても、なんでこんな離れたゲートにすんのよ!ターミナルの端っこから端っこよ。乗継便なんやから、もっと近いゲートから出るようにしたらええやん!
ベルトコンベアーの動く歩道もないし、電気カートもないし、おばはん、生まれて初めて空港で名前をアナウンスされました。「ミズ、○○、×番ゲートへお越しください。」って。
もちろん、向こうのミスで連絡はいってたから、ちゃんと間に合いましたけどね。機内に入って行くとき、なんか、みんなに、白い目で見られているようで、心の中で、「あたしのせいちゃうし!パソコンがトラブったんやし!」と言い訳してました。
そのあとは幸い何も困ったこともなく、(道に迷ったり、間違ったバスに乗ったりするのは「困ったこと」のうちには入りません。)楽しい旅行ができました。
街でしょっちゅう見かける大きな木。
花をいっぱいつけてます。
ほとんど3階くらいの高さの
巨大な木です。名前がわかりません。
ホテルはあたしの好きないつも泊まるところがあるんですが、中心からちょっとはずれているので、今回は家族が移動しやすいように、駅前にとりました。
抜群のロケーションのせいでしょうか、4つ星なのにこの狭さです。
3人なので、2部屋とり、変わりばんこに一人で寝ます。
熱いお湯もじゃんじゃん出て、排水も早いので、まあ、オーケーです。
ホテルのすぐ裏には教会が。広々と敷地をとってあって、気持ちのいいところです。
ノーベル賞の晩餐会とダンスのおこなわれる市庁舎。
中は見学できます。ダンスホールの壁は一面純金箔のモザイクで装飾されてます。
全部合せると10キロだって! 本当にきれいな街です。
向こうで食べた美味しかったもの。
総体的に塩がきつくて、「しょっぱぁ~。」というのが多かったけど、この2つは美味でした。 ノーベル賞博物館のカフェのパンケーキ。スウェーデンの家庭料理が売りのレストランのサーモンマリネ。
例によって、おばはんの大好きなスーパーマーケットでめずらしい食材買って来たよ~。
今回初めて明るい北欧、というものを経験しました。
いつもは、航空運賃が安い晩秋とかにしか行かないから、びっくり!夜の10時ころになってようやく暗くなってきます。朝は3時半にはもう薄明かりが。
みんな必死になって、太陽の光を浴びようとしてるみたい。
紫外線は浴びたらアカンのに!と叫びそうになるおばはんでした。
母に今度の旅行で、何が一番印象的やった?と聞いたら、
「ヘルシンキの空港で死に物狂いで走ったこと。」・・・だそうです・・・・
« 「薔薇を愛でる」撤回! | トップページ | おばはん3分間クッキング »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 短期集中いろいろ満載イタリア紀行(真ん中編)(2018.02.20)
- 短期集中いろいろ満載イタリア紀行(前編)(2018.02.06)
- 歩け歩けワシントン(後篇)(2016.12.20)
- 歩け歩けワシントン 前編(2016.12.06)
- マダムとマダムとおばはんと(または、もう夏休みやったんや・・・北欧紀行)(2015.08.13)
待ってました~~~~。
ストックホルム記事、バンザイ!
もう、いろいろコメントしたいところ満載ですが、
同じくチェスを始めた私としては、チェスが国際的な、
世界共通のゲームであることを再認識できた飛行機内
のチェスゲームにまず反応です。
チェス、難しいけど面白いですよね。私もいつか旅行先
の昼下がりのカフェで「チェックメイト!」って叫びたいです。
街並みは本当に綺麗ですね。
旅行になかなか出ない私としては、こういう記事は大好物。
また、ストックホルムナラではの食材で作られた食事も、
ブログで公開してくださいねなら楽しみに待ってま~~~~す!
投稿: kiramama | 2010年6月 7日 (月) 19時45分
kiramamaさん、そうですよ!ショッピングモールの中で、小さなテーブル(チェス用なのかな?)を何台も並べて、チェスしたはりました。「あたしも混ぜて~!」って言いたかったけど、残念ながら、まだルールも覚えてないので、日本の名誉のためあきらめました。
北欧はとても近いです。kiramamaさんもお休みを貯めて一度行ってみて下さい。アクアビットというキョーレツなお酒もあるでぇ~。
投稿: おば関 | 2010年6月 7日 (月) 22時15分